【新機能】Amazon EC2でWindows Server バージョン1809が使えるようになりました #reinvent
はじめに
AWS re:Invent 2018開催期間中にリリースされた地味なアップデートも拾っていくぞのコーナー!
Amazon EC2でWindows Server バージョン1809が使えるようになりました。バージョン1809に関する詳細は以下をご参照下さい。
本バージョンで特に注目したいのはKubernetesのサポートとコンテナ周りの強化です。これでWindowsサーバをホストとしてKubernetesのコンテナクラスタを作成することが出来るようになります。
Semi-Annual Channelについて
今更ながらSemi-Annual Channelの復習です。
Windowsのリリースは2017年から仕組みが代わり、長期サービスチャネル(Long-Term Servicing Branch、LTSB)と半期サービスチャネル(Semi-Annual Channel)の2つのリリースが行われるようになりました。
長期サービスチャネルはいわゆる今まで通常行われてきたような、数年をかけてメジャーアップデートが行われるものであり、現時点での最新バージョンはWindows Server 2016です。
半期サービスチャネルは半年ごと春と秋に、最新の技術動向を詰め込んだバージョンとしてリリースされるものであり、長期サービスチャネルとは完全に独立しています。一番最初にリリースされた半期サービスチャネルはバージョン1709で、今回の1809が3回目の半期サービスチャネルのリリースとなります。
半期サービスチャネルは通常Windows Serverのソフトウェアアシュアランス契約に基づいて提供されるものであり、AWSの場合はライセンスインクルードの形で提供されます。
起動
EC2のLaunch画面に進みます。AMIの選択で「1809」を検索すると、Microsoft Windows Server 1809 with Containersが表示されます。東京リージョンの場合のAMI-IDは「ami-059190e4304d2736f」です。
さいごに
Windowsでコンテナという、最新技術をガンガン使っていきたい方にとっては朗報なのではないでしょうか。